aisiterujsan’s website

まぼろしたちをかかせてほしい

不運を望む幻たち

なかむらさんから死ぬことをつよくのぞまれるの。その呪いから自由になれず命をおとすかもしれない。いえ悔いはない衝撃は衝撃と言うことを望ませてほしいの。私から近づいていない。なかむらさんから私に近づくの。せきららな記録を読むように見るように望まれるの。いちども私は読ませてほしい見せてほしいと言っていないはずなの。なかむらさんを知らなかったのだから。バーカ死んじまえバーカ死んじまえバーカ死んじまえ。どのような悔いがあるというの。何もない。わたしが不慮の事故で死ぬのなら、いつまでも悦ぶひとを想像させて。「ひとの死を心底喜んだのは、あれが初めてだったな」インターネット上のどこかに秘かに残されることを想像させてほしい。眼から消えないのなら、消えないのと言わせて。まつむらきようこはきえない。まつむらきようこもしらない、まつむらきようこの卑猥な姿。秘かに所有するひとがいるのは衝撃なの衝撃と言わせてほしい。