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まぼろしたちをかかせてほしい

呪いの力と幻たち

生活に支障があるの。まつむらきようこをこの眼から消したい。それだけ。ほかに目的はないの。消したい。それだけ。特別な旅行もあるの。あのながいすに仰向けのまつむらきようこが絶えず眼に帰るの。その幻を消したい。表現者を気取るんじゃねえよとなかむらさんから厳しく伝えられているの。だから、400字を意識しない。タイトルもつけないの。それなら許されるかしら。なかむらさんたちのあそびに何も思っていないの。そのように乱れることが精神の健康を維持するため必要なことなら、そのための必要な手段なら、誰にとがめられるのかしら。私も精神の健康のために吠えることが必要のはず。医師のちからを必要とせずにみずから回復させるのだから。苦しく吠えることを私に許してほしいの。いえ、どのひとが私から取りあげられるの。私は衝撃を言っているだけなの眼から消えないと言っているだけなの。消えないのなら消えるまで消えるまで私に吠えさせて。